安住淳国会対策委員長は4日、自民党の森山国対委員長と会談。7月31日に野党4党1会派が憲法53条に基づき臨時国会の開会を求めたのに対し、森山委員長からは「自民党と政府は、抱えている法案や条約の承認が今のところないので、慣例主義で言えば国会を開催する状況ではない」と、これに応じない考えが示されました。安住委員長は「コロナの問題を考えると納得し難い」として、5日も引き続き協議をすることになりました。
安住委員長は、与野党国対委員長会談後に開かれた野党国対委員長連絡協議会で会談内容を報告。閉会中審査の再開を求めていく考えで一致し、5日にあらためて話し合いをした上で、自民党と協議をします。
安住委員長は記者団の取材に対し、臨時国会を早期に開会してもらうのがベストだとした上で、どうしてもダメだという場合は予算委員会をはじめ厚生労働、内閣など衆参両院でさまざまな委員会で閉会中審査を求めていくと述べました。