枝野幸男代表と福山哲郎幹事長は13日午後、国民民主党の小沢一郎衆院議員と国会内で会談。国民民主党との合流に向け、両党の幹事長・政務調査会長の間で11日に合意した、新党の綱領(案)と規約(案)、代表及び党名選挙規定(案)について報告し、できるだけ多くの仲間と一緒に戦っていけるよう、引き続きの協力を求めました。

 会談後に記者団の取材に応じた枝野代表は、「この間国民民主党との関係については、大先輩の小沢先生にもいろいろな形でご協力を頂いてきた。一昨日に幹事長・政調会長間で合流する場合の条件が整ったという報告をさせていただき、最後までご協力をとお願いさせていただいた」と会談の趣旨をあらためて説明。「安倍政権、自民党に代わる新しい政治を作っていくため、できるだけ多くの皆さんと幅広く、強力な形で自民党に対峙(たいじ)できる構造を作れるようご協力をお願いし、小沢先生からもご尽力いただけるというお話を頂き、大変心強く思っている」と述べました。

 「結果的に昔の民主党の人たちが集まることになる」との質問に枝野代表は、「そう思ってはいない。わが党にも、国民民主党さんにも民主党、民進党での(活動)経験がない方はたくさんいらっしゃるし、かつて民主党、民進党で一緒だった方でも違う道を歩んだ方もたくさんいらっしゃる」との認識を示した上で、「今共同会派でこの一年間一緒に戦ってきた皆さんとは、さらに強い結束を持って戦えるとの思いで呼びかけさせていただいている。今共同会派で一緒に戦っている方を基本とし、より幅広く力強い体制で臨んでいきたいというのが今回の提案だ」と強調しました。