2018年8月28日
今回の研修を「今後の我々の確実なる歩みにつなげていく」と話し、1カ月後の立憲フェス2018へ 福山幹事長
立憲民主党は28日、前日に続き新潟県南魚沼郡湯沢町で国会議員及び衆参総支部長、地域組織の都道府県連合関係者を対象とした研修会を実施しました(写真上は、ワークショップ中の枝野代表ら)。
研修2日目は、(1)京都造形芸術大学副学長の本間正人氏、一般社団法人グラフィックファシリテーション協会代表の山田夏子氏を講師に迎え「パートナーが主人公 タウンミーティングの進め方」と題したコーチングのワークショップ(2)長妻昭代表代行、福山哲郎幹事長による今後の党務の進め方についての説明――が行われました。
福山幹事長は研修の合間に記者団の取材に応じ、(1)今回の研修(2)立憲フェス2018(3)障害者雇用の水増し問題(4)自民党の憲法改正の動き(5)沖縄知事選(6)さくらももこさんの訃報に接して――の話をしました。
今回の研修については、「今後の我々の確実なる歩みにつなげていきたい」と話し、1カ月後の立憲フェス2018にもつなげていきたいと語りました。
結党から1年の党大会である立憲フェス2018では、次期参院選の公認候補者予定者の発表を行なう考えを示しました。
また、現在30ある都道府県連合(地域組織)を年内中に40に近づけるよう準備をしていることを明かしました。
障害者雇用の水増し問題で関係閣僚会議が開催されたことについては、「閣僚会議で報告があったということは、国会でも十分にもう説明ができるはず」「この問題を当事者として各省庁がどう考えているのか、国会審議でしっかり現状の認識を伺いたい」として、速やかにこの報告を国会審議の中で明らかにするよう閉会中審査を与党側に求めていく考えを示しました。
憲法改正の国民投票を参院選挙前にやるといった話が自民党から出ていることについては、「全く非現実的。もし参院選前に国民投票を実施するとなれば臨時国会までに発議をしなければならない。国民の合意も国会の合意も関係なく、憲法改正の発議をまた強行でやるつもりなのかと疑いたくなる。(通常国会の)冒頭前後に発議することになれば国民の生活、予算をほったらかして、この問題を通常国会でやるということになる」と述べました。さらに「総裁選や選挙のたびに憲法改正を政局や道具として持ち出すことについては非常に違和感を覚える」と語りました。
沖縄知事選関連で、自由党の玉城デニー衆院議員が本日野党各党を回るとの報道については、枝野幸男代表が本日午後に会い、その後、枝野代表は党沖縄県連合の立ち上げのため沖縄に向かうことを明かしました。明日にでも県連立ち上げの会見などで沖縄知事選の対応について話をすると説明しました。
ちびまる子ちゃんの作者であるさくらももこさんが亡くなられたことについては、ちびまる子ちゃんをテレビで観ていたこと、エンディングテーマ曲のおどるポンポコリンはカラオケでも歌っていることを明かし、「(ちびまる子ちゃんと同世代なので)あのアニメを観れば、子どもの頃の記憶が呼び起こされたし、世代を超えて愛された作品を作られた方。こんなに早く亡くなられて本当に残念に思う」と語りました。