2018年6月14日
野党5党1会派が石井国交大臣の不信任決議案を衆院に提出
立憲民主、国民民主、無所属の会、共産、自由、社民の野党5党1会派は共同で14日午後、カジノを含む統合型リゾート施設(IR)実施法案を担当する石井啓一国土交通大臣の不信任決議案を衆院に提出しました。
これに先立ち野党5党1会派の国会対策委員長は国会内で会談。石井国交大臣に対する不信任決議案提出ならびにIR法案の採決阻止に向け最後まで一致団結して戦っていくことを確認しました。
会談後に記者団の取材に応じた辻元清美国対委員長は、石井国交大臣の不信任決議案の提出理由について、IR法案そのものが問題であるのに国会に提出したこと、質疑で問題の本質に答えていないことなどを挙げました。
また外交等も大きく動くなか、予算委員会の集中審議の開催を引き続き強く求めていくことでも一致したと報告。米朝首脳会談後のトランプ米大統領の記者会見では、非核化に関する費用は日本と韓国が負担する旨発言していることなど、安倍総理に直接ただしていく必要があると指摘しました。