立憲民主、国民民主、衆院会派「社会保障を立て直す国民会議」、無所属フォーラムの2党2グループの幹事長は28日、国会内で会談し、24日の基本合意を受け、新党結党に向けた実務的な手続きと日程について協議。両党の解党大会、新党の結党大会の開催を9月16日を軸に調整していくことを確認しました。
その他、協議では、(1)新党に参加する意思を示す入党宣誓書については、同日28日から9月3日17時まで受け付け、(2)新党代表選出・党名決定の選挙管理委員を立憲・国民から2名ずつ、社保・無所属フォーラムから1名ずつ選任、(3)9月1日に代表選挙第1回目の選挙管理委員会を開催し、新党の代表選出・党名決定選挙の日程を決める――ことを確認しました。
会談後、4幹事長は記者団の取材に応じました。主な質問とその回答(要旨)は以下のとおりです。
記者)入党宣誓書の提出先は
福山幹事長)それぞれの党、それからグループで集約をするという形になると思います。
記者)入党宣誓書の提出期限について、9月3日までという幅を持たせた理由は
福山幹事長)今日始まりまして土日が入ります。そして代表選挙が9月1日ということで、一定の時間があっていいのではないかと考えています。それぞれ地元でのご説明や報告もあるでしょうから。
記者)参加を迷っている産別の議員もいる中、連合との理念発表、神津会長と枝野代表との会談もあったが、どのようにより大きな塊にしていくか、今後どのような努力をしていくか
福山幹事長)玉木代表も含めて、1人でも多く新党に参加いただけることをみんなで努力しようと、今日4者で確認をいたしました。それ以上でもそれ以下でもありません。
記者)会派に所属していて党・グループに所属していない議員や、会派に所属していないが同じような考えを持っている議員の扱いについては
福山幹事長)今日これも確認をし、それぞれ担当を決め一人ひとり丁寧に参加のお願いをしに行こうという確認をしました。
記者)9月16日に解党大会・結党大会を目指すということだが、この日付で解党と新党結成が手続き上は行われるということか。
福山幹事長)解党して新党を結成するということです、その日のうちに(この日を目指して)。
記者)入党宣誓書には具体的にどのようなことが記載されているのか。
福山幹事長)「4党の基本合意書に基づき、結党される新党へ入党することを宣誓します」。
記者)入党宣誓書の提出について、宣誓書以外の提出書類はあるのか
福山幹事長)ちゃんと自書で書いてくださいと書いていますので。それを提出いただいて、新党に参加をいただくことを表明いただく。
記者)平野幹事長からも、今後どのように呼びかけていくのか一言
平野幹事長)福山幹事長が言ったことに尽きるのですが、わが党としては、合併新党に向けて党の機関決定としては、全員参加をしていただくようにというのがあって、機関会議として了承されているものですから。そのことを含めて、代表も含めた全員が参画できるように働きかけているということは言わずもがなであります。今日以降そういう考え方に基づいて、入党・新党への宣誓書をお願いすると、こういうことであります。