立憲民主党は15日、定例の役員会を開催。冒頭、枝野幸男代表が発言しました。

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 皆さん、疲れさまでございます。

 国会は明後日17日が予定された会期末であります。しかしながら、今日も東京だけで50人近い新たな感染者が出たという報道が出ております。
 感染の再度の拡大が大変心配な状況にあります。そしてこの間、経済的に大変困窮されている皆さん、あるいは事業者の皆さんに対する迅速・適切な支援もまだまだ不十分であります。

 今日も参院決算委員会が開かれておりましたが、例えば持続化給付金について、申請者の方に落ち度があったから遅れているというようなことを堂々と総理がおっしゃっていました。もちろん手続きに不備があって、やり取りをされた方もいらっしゃいますが、そもそも何の反応もないまま1カ月近く放ったらかしにされた方がいるという、その現実に目を向けようとしない総理の姿勢、だからこそ一番厳しい状況にある人のところに大変大きなしわ寄せがいっているといわざるを得ません。

 こうした政府の対応をしっかりと監視をしていくためにも、そして状況の変化に迅速に対応していくためにも、政治空白が許される状況ではないと思っております。国対の方で頑張って、会期延長しろという声を政府与党に対してあげていただいていますが、まさに「国会を止めるな」という状況であります。
 残り2日あまりでありますけれども、しっかりと一致結束して、政治空白を作らせず国会をしっかりと開かせるために頑張っていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。