立憲民主党は28日、政調審議会(第80回)を国会内で開催しました。

 逢坂誠二政務調査会長は冒頭のあいさつで、令和2年度(2020年度)第2次補正予算が閣議決定されたことを受け、党としての案を取りまとめるにあたっては「立憲民主党としての新しい社会のあり方を念頭において議論をしてもらいたい。今までと違った社会を実現するための、いい機会だととらえて積極果敢に提案していきたい」と呼びかけました。

 会議では、審査事項として、閣法「科学技術基本法等の一部を改正する法律案」「中小企業の事業承継の促進のための中小企業における経営の承継の円滑化に関する法律の一部を改正する法律案」、超党派議員立法「公職選挙法の一部を改正する法律案」について、それぞれ賛成することが了承されました。

 また、議員立法として「株式会社地域経済活性化支援機構法の一部を改正する法律案」「新型コロナウイルス感染症関連支援に係る手続きの迅速化に関する法律案」「労働者協同組合法案」「業務等における性的加害言動の禁止等に関する法律案」「生殖補助医療の提供等及びこれにより出生した子の親子関係に関する民法の特例に関する法律案」「スポーツ振興投票の実施等に関する法律及び独立行政法人日本スポーツ振興センター法の一部を改正する法律案」をそれぞれ法案登録しました。

 逢坂政調会長からは、一任案件となっていた「自動車の運転により人を死傷させる行為等の処罰に関する法律の一部を改正する法律案」について、賛成としたとの報告もありました。