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2019年7月20日

【仙台】「貧しい人や弱い人の立場から私は言っているんです。私の心の中にあるのは弱者の視点」と石垣のり子候補を評価、安住衆院議員

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 枝野幸男代表は19日、参院宮城選挙区から野党統一候補として立候補した、党公認の石垣のりこさんの応援のため宮城県入り、党宮城県連代表の岡本あき子衆院議員、元財務大臣の安住淳衆院議員らと仙台市内でマイクを握りました。

 安住衆院議員は、「(自民党は)安倍さん2回、官房長官3回、今日もまた来る。官邸は暇なんですかね。外務大臣も、何とか大臣もみんな来て、庶民の代表石垣のり子を徹底的に攻撃している。でも私は宮城県のこの気風を私は一番良く分かっていますから、反骨精神の強い我々は徹底的に草の根で」と今の状況を語りました。

また、今回の選挙にあたり、「60年ですよ、1番おじいさん、2番パパ、3番ボクだから、歌舞伎の世界じゃありませんし、もう世襲議員、いいんじゃないですか。経済が安定して国民生活が豊かになって政治に余計なことをしてもらわなくていい時は世襲でいいんですよ。ただハンコをつけばいいんだから。これからの日本、宮城は違う。どんどん人口が減って、私が住んでいる石巻は人口減少が凄まじい。全国でみても1年間で50万人ずつ人が減る時代。今までの自民党の道路だ橋だ公共事業だ、こんな政治をやっていたら日本の地方は滅びますよ。だから新しい発想と感覚を持った人を私は国政に送りたい」と訴えました。

 また、「(石垣さんは)二言目には、『安住さん、貧しい人や弱い人の立場から私は言っているんです。私の心の中にあるのは弱者の視点なんです』と。弱い人の立場、政治というのは光の当たらないところに光を当て、声なき声に耳を傾ける、その謙虚さが一番必要だし、そのマインドを持っているのが立憲民主党です」と語りました。

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 枝野代表は、皆さんの力でしっかりと石垣のり子を押し上げていただく、そのもうひと押しのお願いにやってきたと語り、今回の選挙で安倍総理が「政治の安定」を訴えていることについて、「本当に今の政治、安定させていいのでしょうか。改ざん隠ぺい、なんだかんだと誤魔化しまくる、こんな政治が安定をすればするほど、世の中のモラルは壊れていくんじゃないですか。隠ぺい改ざんの影でおかしなことが起こってもわからなくなってしまうんじゃないですか」と訴えました。

 さらに、「何よりもあなたの暮らしの声は、今の政治に届いてますか。あなたの日々感じている不安に今の政治はちゃんと向き合っていますか」と問いかけ、「向き合っていない政治を安定させたら、それは現状維持ではない。どんどん皆さんの暮らしが厳しくなっていく、現にこの6年、そうなってきた方が少なからずいるんじゃないですか」と指摘、その例として、「老後2000万円問題」を挙げました。

 そして「老後2000万円問題」の際、「不安をあおるな」という論調になったことについて枝野代表は、「聞き覚えありませんか、10数年前にも言ってたんですよ。あれは消えた年金の時でした。消えた年金の時も、あんなものごく一部の話なのに針小棒大、でかい話だと不安をあおるなと言っていたのは誰だったでしょうか、そして実際どうだったでしょうか」と問いかけました。

 「相当な部分の年金が消えていた消されていた。それを取り戻すことができたのは、何の力ですか、長妻昭さんの力ですか、違います。長妻昭に国会で質問をする時間と国会の数のバランスの中で、資料を出させるだけの野党に力を与えていただいた有権者の力で、消えた年金は解決に向かわせることができたんですよ」と話し、老後の不安、子育ての不安、雇用の不安、こうした今の不安に向き合っていない政治を動かしていくために、しっかりと国会でまっとうな議論をせざるを得ない状況にするため、「力を与えて下さい」と訴えました。

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 石垣さんは、消費増税反対と、アグリファースト―第1次産業をもっと大事にしていきたいと訴えました。

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