参議院山梨県選挙区で立憲民主党推薦候補として出馬を予定している市来ともこさんを応援する決起集会が16日午後、甲府市内で開催され、蓮舫副代表が応援演説を行いました。集会では市来ともこさんを応援する連合山梨、市民連合山梨、立憲民主党・国民民主党・社会民主党・日本共産党・社会保障を立て直す国民会議の4党1会派代表が連帯のあいさつを行い、来賓として高橋晴雄山梨市長、阿部知子衆院議員があいさつしました。宮沢由佳立憲民主党県連代表の選対本部長あいさつの後、輿石東・元参院副議長が激励のあいさつを行いました。
応援演説に立った蓮舫副代表は、「老後の資金に2000万円が必要」とする金融庁金融審議会の報告書や、イージス・アショアの秋田市への配備計画をめぐる防衛省のデータ不正など国会の最新の課題を説明した上で「今の政権は国民を見ていない。少子化なのになぜ待機児童がいるのか、子ども食堂が話題になるのか。間違っていることを間違っているとはっきり言える政治家を、宮沢由佳に続いて、市来ともこという女性の政治家を、山梨の代表として国会に押し出して欲しい」と訴えました。
候補予定者としてあいさつに立った市来さんは「今日のこの集会、野党共闘の実現に尽力いただいた各政党・会派、労働組合、市民の皆さまに感謝の言葉しかない。この感謝の思いを大きな力に変えて勝利していきたい。国会議員の公設秘書、自治体議員としての18年間、ずっと『あなたを一人にしない』という想いで活動してきた。子どもの貧困、児童虐待など、背景には孤立がある。格差が広がり一人ひとりが分断されている。だからこそ『あなたを一人にしない』政治が必要だ。この参院選で訴えていきたい」と決意を語りました。