蓮舫参院議員は20日、参院予算委員会野党理事懇談会の開催後、国会内で記者団の取材に応じました。
蓮舫議員は、「自民党の予算委員会の審議拒否が長く続いている。参議院規則に則って3分の1以上の委員で委員会開催を金子委員長に要請したのが4月12日。もう5週間以上審議拒否が続いている。野党の皆さまのご意見をいただき、その内容を自民党の筆頭理事に厳しくお伝えして、今週中にでもせめて理事懇談会を開いていただけるよう要請をしたい」と語りました。
また、「与党側からは、参院議員の歳費法案に関する幹事長級会談が落ち着くまでは予算委員会の開催は難しいと聞いている。予算委員会を審議拒否しておいて自分たちに都合の良い法案は審議してほしいという話だったが、それは全く筋が違うということをお伝えした」とした上で、「今の景気状況を悪化と判断したことや、米中貿易の関税の件なども含めて、聞くべきことはたくさんある。衆議院も参議院もしっかり委員会を開いていただいて、安倍総理に答弁いただきたい」と述べました。