14日、日本労働組合総連合会（連合）の主催で「児童虐待のない社会の実現に向けて　5.14連合院内集会」が開催され、多くの立憲民主党の議員が参加しました。

　第198回通常国会では、政府が「児童虐待防止対策の強化を図るための児童福祉法等の一部を改正する法律案」を、野党5党１会派が「児童虐待を防止し、児童の権利利益の擁護を図るための児童福祉法等改正法案」を、それぞれ提出しました。それに対し、神津里季生・連合会長および南部美智代・連合副事務局長は、連合の考え方が反映されている野党法案を支持すると述べ、同法案の早期成立を求めました。

　立憲民主党を代表して登壇した衆院厚生労働委員会の野党筆頭理事の西村智奈美議員は、「野党案は、連合フォーラムで学ばせていただいた通り、児童虐待の予防、対処、再発防止まで、一連の流れを盛り込んで法案を策定している。また、子どもの権利条約をもとに子どもの意見表明を重視している。政府与党がそれらの優れた点を飲み込み、いい法律として成立させることを望む」と言葉を強めました。