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ニュース

2018年11月19日

長谷部恭男氏を迎え、安定的な皇位継承を考える会第6回会合を開催

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 「安定的な皇位継承を考える会」は14日午後、講師に早稲田大学教授の長谷部恭男氏を迎え国会内で第6回目の会合を開きました(写真上は、講演する長谷部氏・右)。

 テーマは、「エドワード8世の退位とその背景」について。名誉革命後、1700年に制定された王位継承法では、カトリック信者およびカトリック信者と婚姻した者は王位継承権を失うこと、長男子相続が原則であること等が定められていました。

 1936年に、父王であるジョージ5世の後を継いで即位したイギリス王エドワード8世は、アメリカ人で離婚歴のあるシンプソン夫人との婚姻を希望していましたが、イギリス国王は国教会の教主を兼ねていることから、当時は離婚が認められていませんでした。当時のアトリー首相は婚姻に反対していたことから、エドワード8世は「自らの意思で退位して夫人と婚姻する」という選択肢を選び、特別法の制定でもって退位することになりました。その後は、エドワード8世の弟であるジョージ6世、そしてエリザベス2世が継いだことで王室は安定化しました。2013年には、王位継承法が制定され、男子優先原則が廃止され、カトリック信者と婚姻しても王位継承権を失わないこととなりました。

 参加者より、現在の皇室との現実面や法制度面での比較についての質疑等が活発になされました。

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