立憲民主党・民友会の芝博一参院国会対策委員長は31日夕、自民党の関口参院国対委員長と国会内で会談。参院予算委員会での質疑をめぐり、野党の合意事項として(1)2018年度補正予算案に関して3日間の質疑 (2)集中審議については状況を見ながら要求していく――ことを申し入れしました。

 これに対し自民党は、補正予算に関する審議時間については、「予算委員会の与野党の筆頭理事同士の協議や理事会などで議論してもらいたい」旨回答。集中審議については、「内容的にはしっかりと受け止めるが、即答はしかねる」として、具体的な交渉については予算委員会の理事らの協議に委ねたいと回答しました。

 これに先立ち、参院の野党8党派(立憲、国民、共産、維新、希望の会、希望、無所属クラブ、沖縄の風)は国会内で国対委員長会談を開催。参院予算委員会の日程や進め方、外国人労働者の受け入れ拡大に向けた入管難民法改正案の審議の在り方等について意見交換しました。