12日午後、都内で日本退職者連合などが主催する2018全国高齢者集会が開催され、立憲民主党を代表して海江田万里最高顧問が出席、連帯のあいさつを行いました。

 日本退職者連合、日本労働組合総連合会、労働者福祉中央協議会、労金協会、全労済などで構成する集会実行委員会が参加をよびかけ、各労働組合のOB、OGと47都道府県連の地方退職者会の役員ら約2,000名が参加しました。主催者あいさつで退職者連合の人見一夫会長は、社会保障費の一律切り下げやモリカケにみられる身内優先の行政腐敗、憲法改正を公言する安倍政権を厳しく批判し、安倍一強の政治を変えるために、沖縄知事選、統一地方自治体選、次期参院選での支援を訴えました。

 来賓として神津里季生連合会長、各政党代表者、労働福祉団体があいさつし、海江田最高顧問は相次ぐ自然災害の被災者へのお見舞いと先の総選挙での支援にお礼をのべたうえで「立憲民主党は退職者連合の皆さんが求める『人間の安全保障』を実現するために、必要な財源を確保し、持続可能な社会保障制度を確立する。憲法をないがしろにし、国民生活を顧みない安倍政権を一刻も早く終わらせるために、各野党と協力して戦っていく」とあいさつしました。集会では社会保障制度の基盤となる雇用の安定を確保し、自民党一強による民主主義・立憲主義・平和主義の破壊から高齢者の暮らしと若者の未来を守るために、来年の統一地方自治体選、次期参院選を勝ち抜こうと宣言するアピールが採択されました。集会の終了後、全参加者が西神田公園までデモ行進を行いました。