2018年7月13日
【つながる本部】「農山漁村タウンミーティング・キックオフ集会」を開催
党「つながる本部」は13日午後、立憲民主党の農林漁業政策ビジョンを作成すべく、農山漁村タウンミーティングのキックオフ集会を開催しました。
冒頭、枝野代表は、あいさつの中で、「党の目指す社会像の中で、農林漁業は非常に重要。そして地域によってその課題は多様」と語り、できたての政党として、まずは現場の声に耳を傾け、未来の子どもたちにつなげる農林漁業政策を積み上げていきたいと表明しました。
今回ご出席、ご発言いただいたプレゼンターは、農業、漁業、林業、そして再生可能エネルギー、食品の安全の各分野から、以下の方々です。
○農業 鈴木誠さん(株式会社ナチュラルアート 代表)
○漁業 田口さつきさん(農林中金総合研究所 主任研究員)
○林業 香山由人さん(企業組合 山仕事創造舎 代表理事、山川草木 代表取締役)
○再生可能エネルギー 春増知さん(全国小水力利用推進協議会 政策担当)
○食の安全 西分千秋さん(たねと食とひと@フォーラム 事務局長)
それぞれの現場での豊富な経験と、それに根ざした深い見識に基づき、戸別所得補償などによって第1次産業を国の安全保障として支える必要性や、遺伝子組み換え表示の義務化など消費者の立場からも安心で安全な食料の安定供給に必要な政策について、大所高所からご提言いただきました。出席した15人の党所属衆参国会議員は、プレゼンターの迫力に圧倒されながらも、担い手不足や沿岸のコンクリート張りによる漁業資源の減少など農林漁業を取り巻く厳しい現状を共有した上で、災害に備えた治山治水の必要性や、「エネルギー兼業農家」政策まで、幅広い意見交換を行うことができました。
最後に、佐々木隆博農林水産部会長が「今日は大変元気をいただいた。これから全国を回って、タウンミーティングを開催し、地域ごとに多様な現場の声を政策に結びつける役割を果たしていきたい」と締めくくり、1時間半のキックオフ集会はあっという間に閉会時間となりました。