立憲民主、国民民主、無所属の会、共産、自由の4党1会派は12日、国会内で記者会見を開き、1、7日に続き再度カジノを含むIR整備法案の慎重審議を求めました。
これは会見前に行われた衆院内閣委員会理事懇談会で、明日の質疑終局と採決の委員長提案があり、十分な審議を求める立場からこれを許容できないとして開いたものです。
会見で阿部知子議員は再々要求事項として4点を挙げ、「何も解決しないまま、質疑すればするほど問題点が重なっている」と説明しました。
さらに、「私たちの求めているものは、あくまでも十分な審議。先週水曜日は1時間15分、金曜日は1時間45分、非常識の極みの審議時間。そして新潟の選挙への影響を恐れて採決はしない、審議もしない。与党による審議拒否と私たちは呼んでいましたが、選挙が終われば次は問答無用で採決ということですから、私どもはあらゆる抵抗の手段は排除しません。あらゆることをやって審議の継続・充実を求めるのが国民に対しての責務と思っている」と話し、慎重な審議の継続を強く求めました。