2018年6月6日
麻生財務大臣の辞任求め野党合同で緊急集会を開催
立憲民主、国民民主、無所属の会、共産、自由、社民の野党5党・1会派は合同で6日昼、麻生財務大臣の辞任を求める緊急集会を国会内で開催しました。集会では、麻生大臣の辞任と安倍内閣の総辞職、10日投開票の新潟県知事選での野党推薦候補・池田ちかこ氏の勝利に向けて結束を誓い合いました。
立憲民主党を代表してあいさつに立った福山哲郎幹事長は、財務省が4日に公表した森友学園問題をめぐる公文書改ざんの調査報告書や、これまでに提出された交渉記録や改ざん前の文書等について、「国民が真相解明のために求めている重要な論点には答えず、文書も核心部分は出していない」と指摘。「一年間文書の改ざんや隠ぺい、廃棄、虚偽答弁を続けてきた財務省。そのトップである麻生大臣がいまだに大臣の座に居座り、無責任な答弁を繰り返している。こんな財務省の体質を許し、大臣をいつまでも居座り続けさせることは、わが国の民主主義と議院内閣制と官僚機構、すべての信頼を失う」と断じました。
「責任を取ろうとしないこの政権に対し、われわれが国民に代わって追及するのは当たり前のことだ」と表明。真相究明ができるまで麻生大臣の辞任を求めていくこと、また新潟県知事選勝利に向かって一致結束して戦っていくことを誓いました。