辻元清美国会対策委員長は24日午前、国会内で記者団の取材に応じ、政府が同日午前の閣議で、セクハラ疑惑が報じられた財務省の福田事務次官の辞任を了承したことを受け、「財務省として(福田事務次官を)処分をし、被害女性に謝罪すべきだ。財務省ぐるみで調査だと言って問題を先送りし、ほとぼりが冷めるまで時間稼ぎをしているように見える」と指摘。発覚して約2カ月が経過するなか、森友学園の公文書改ざん問題の調査結果もいまだに公表されていないことに触れ、「うみを出し切ると言いながら、うみに蓋をしてかさぶたができるのを待っている姿勢にしか見えない。何でも『調査』と言って調査がごまかしの手段になっている。国会審議でも『調査中』を理由に質問に答えない。だから審議ができないと言っている。調査と言う名の先延ばし、ごまかしをしているとしか思えない」と政府の対応を批判しました。