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2020年9月8日

都道府県連代議員・総支部長会議と両院議員総会の2段階確認で解党の党大会議決に代える旨を報告 福山幹事長

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 福山哲郎幹事長は8日、国会内で定例の記者会見を開きました。

 冒頭、福山幹事長は同日開催した常任幹事会の内容について報告。総務省の指導により事務手続き上の解党の届け出を9月14日に行い、15日の解党大会は実施せず、11日の都道府県連の代議員と総支部長が参加するオンライン会議と、同日の党所属国会議員の両院議員総会をそれぞれ開催し、2段階の確認をもって解党に関する党大会議決に代える旨、報告しました。

 また、比例名簿登載者から、第48回衆議院総選挙の前田順一郎さん、秋葉忠利さん、第25回参議院選挙のおしどりマコさんの3名がいずれも離党となり、削除することを報告。幹事長は「秋葉先生に関しては、元広島市長として大変ご活躍をされ、衆院議員もされており、立憲民主党を立ち上げの時に、いち早く参じていただいた」と振り返り、「おしどりマコさんも原発事故後、ジャーナリストとして記者会見に出て、その後もジャーナリストとしても活動。参院選挙落選した中で、一旦けじめをつけたいということで離党」「前田さんは他党からの衆院の候補になっていると承っている」と述べました。

 記者からは、2010年9月に尖閣諸島沖の領海内で発生した中国漁船の衝突事件で、同日産経新聞に掲載された前原誠司元外務大臣のインタビュー記事にある逮捕した中国人船長の釈放を指示したのは菅直人首相だったとの証言について事実関係を確認する質問があり、福山幹事長は「私にも事前になぜ取材をしていただけなかったのか。とても残念」と述べた上で、当時官房副長官として仙谷由人官房長官と共に対応にあたったことを振り返り、「最も大事なことは、公務執行妨害で逮捕し、日本の司法手続きのプロセスに船長をしっかりと乗せたこと」「尖閣諸島に対する領有権の問題は存在しないと。日本は実効支配をしているということを国際社会にも知らしめたことになる」「この司法手続きを完結をさせたことは非常に大きな日本の国益だったと思う」と語りました。また、「指揮権の発動をしているわけではありません。司法手続きに乗っかっているので、総理が何を言おうが、そこは司法手続きの問題ですので、そこについては検察が判断をした」「船長は当初逮捕した時は酔っ払っていたが、初犯であったこと、酔っ払っていたこと、再犯の可能性はないこと、等々も含めて当時の検察の判断は適切だった」と述べました。