立憲民主党は11日、臨時の役員会を開催。冒頭、枝野幸男代表が発言しました。

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 お疲れ様でございます。
 お盆休みとは言いながらも、コロナの状況を含めて国会はしっかりと仕事をしていかなければならない状況でありますが、役員会としては急きょのお呼びかけになりました。お疲れさまでございます。

 この後、国民主党さんとの関係については、幹事長の方から報告をさせていただきますが、私から冒頭は、香港情勢でございます。

 地元の有力報道機関の創業者であるジミー・ライ(黎智英)さんや、そのご家族が逮捕され、そして市民運動のスポークスマン役を果たされていた周庭さんも逮捕されたということで、人権、表現の自由に対する弾圧と言っていい状況になっているといわざるを得ません。

 隣国と言っていい、そして日本とも非常に深い関係のある皆さんとの問題でもあります。われわれ野党としてできることは限られていますが、一つは政調として、日本の外交政策として、できることについて鋭意検討して、政府に対してそれを求めていきたいと思っていますし、幹事長部局、国際局を中心に、やはりこれは国際世論で、しっかりと人権を守る声を上げていかなければならないと思っておりますので、そうした点から、われわれとしてできることがないか、模索をしていただきたいと思っています。

 人権、表現、報道の自由は、ある時には当たり前であります。香港もほんの数年前までは、そういった状況であったにも関わらず、今こんなことになっています。決して対岸の問題ではないという意識を持って、私たちは臨んでいきたいと思っていますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。