立憲民主党動物愛護議員連盟が16日、国会内で設立総会を開催し、正式に発足しました。日本で動物虐待や不適切な取り扱いが後を絶たない中で、動物の愛護と福祉の施策を推進し、その取り組みを国民に分かりやすく発信することを目指します。

 代表発起人の生方幸夫衆院議員は、「ガンジーは、『その国の動物がどう扱われているかを見れば、その国の人間がどう扱われているかが分かる』と言った。今の日本の動物を取り巻く環境は、決して十全なものとは言えない」と述べ、「2025年の動物愛護管理法改正に向けて勉強を重ね、より本格的な改正を実現したい」と、会の方向性を示しました。

 役員には、鉢呂吉雄、蓮舫両参院議員が顧問に、山井和則衆院議員が副会長に、堀越啓仁、道下大樹両衆院議員、岸真紀子参院議員が幹事に、塩村あやか参院議員が事務局長に、森屋隆参院議員が事務局次長に、それぞれ就任しました。

動物虐待の事例などを説明する公益財団法人神奈川県動物愛護協会会長の山田佐代子さん(左)と浅田美代子さん