安住淳国会対策委員長は9日午後、自民党の森山国会対策委員長と国会内で会談。野党が一致して求めた、(1)立憲民主党、国民民主党、日本共産党、社会保障を立て直す国民会議(衆院会派)、社会民主党の野党5党派からの、会期を40日間延長するよう求める申し入れについて、議院運営委員会で討論の結果を大島議長が本会議で報告すること(2)今国会閉会後、内閣委員会で理事会を開催すること。理事会では、総理主催の「桜を見る会」の公文書管理の問題などに対して、あらかじめ質問書を提出して、その報告を事務方から受けるものとすること――の2点を合意しました。
会談後に安住国対委員長は、「これをもって、閉会中に事実上の質疑をしたい。質問についてはこちらでまず用意をして、これを委員会の理事会に投げ、これに対して口頭で内閣官房や関係者から答弁をいただくという形になる。実質的に中身のある委員会であると思っている」と述べました。
これに先立ち、野党5党派は幹事長・書記局長会談を開催。会期の延長を徹底的に求めていくこと、今後の交渉については国対の判断に任せることを確認しました。