枝野幸男代表は10日、参院福井選挙区から立候補している野党統一候補、新人の山田かずおさんの応援のため福井県入り。福井市内で開催された個人演説会に参加し、ともに生活を守るために戦っていこうと呼びかけました。

 枝野代表は、国政では4党1派で協力して安倍政権に立ち向かっていると述べ、今回32の1人区で野党候補が一本化できたことにあらためて謝意を表明。「党派が違うのだから、もちろん違うことはたくさんある。でもいま、問われているのはその違いなのか。この間いろいろこの国の大事なものが壊されている」と述べ、安倍政権のもとで「国民生活」「民主主義」「立憲主義」の3つが壊されていると指摘しました。

 「4党1会派、考え方で違うところはあっても、憲法というルールの下でわれわれは政策を競い合う。その大前提が壊されているから、それを守るために連携、協力するのは当たり前のことだ。立憲主義を守る。民主主義を守る。そして国民生活を守る。国民の生活を防衛するための連携を32の1人区でさせていただいている。福井ではこの山田さんが統一候補。一本化をなし得たことで、多くの一人区で接戦を展開している。この福井をはじめとして、山田さんをはじめとして、一人区で生活を守る、民主主義を守る、立憲主義を守る。そのための大きな成果を挙げて、もう安倍一強とは言わせない、まっとうな議会を、まっとうな参院をつくっていきたい。この福井では、皆さんの力で山田さんを押し上げ、生活を守るために戦っていこう」と呼びかけました。