立憲民主党は26日、常任幹事会を開催し、小田切達（おだぎり　さとる）氏を青森県選挙区で、深貝亨（ふかがい　とおる）氏、落合洋司（おちあい　ようじ）氏、小俣一平（おまた　いっぺい）氏、塩見俊次（しおみ　しゅんじ）氏を比例代表で次期参院選挙の公認候補者とすることを決定。同日、国会内で福山哲郎幹事長が同席し落合氏、小俣氏、塩見氏が記者会見を開きました。（写真上は、左から落合氏、小俣氏、塩見氏）

　冒頭、福山幹事長は3名を紹介。落合氏を「元検事、そして今は弁護士として活動をされておられます。共謀罪では反対の論陣をメディア等でしっかり主張していただいている姿を拝見をしておりました」と紹介しました。小俣氏については、「メディアの大先輩でいらっしゃいます。これからの高齢化社会は高齢者のなかで頑張る人間が必要なんだと、高齢化社会の問題点を高齢者が国会で言う必要があるという主張をされている」と紹介、塩見氏については、「整形外科医で、奈良県の医師会長を5期務められた重鎮。一昨年前の衆院選挙に『日本の政治をなんとかしないといけない』と義憤（ぎふん）に駆られ、この政治のおかしさを訴えたいと立憲民主党から立候補いただいた。今回はその時の思いを引き続きお持ちいただき、今、奈良県連 の中でもお力を果たしていただいている」と紹介しました。

　落合氏は、「目指しているのは、寛容で暖かい社会。そういった考え方については、終始まったく変わっていない。そういう社会を築いていきたい」と語りました。

　小俣氏は、「訴えたいのは『老人力』。今の日本の社会を見てみると全く老人に優しくない。（NHK記者やルポライターとして）全国各地、海外も取材し、その過程の中で、社会の矛盾、日本の今の傲慢な政治に対して、沸々とした憤りを（感じ）、これを打破する・突破できるのは立憲民主党しかないと思うようになった」と語りました。

　塩見氏は「医療は政治を切っても切り離せない世界。ここ数年、国のさまざまな政策のあり方を見ていると、国民が知らないまま、医療関係者さえ知らないままに医療が次第に壊れるような方向へ向かっている。そういったことをなんとかしたい」「医療を守りたい、国民の命と生活を守りたい、これを活動の基盤としていきたい」と語りました。