連合のOB・OGで構成される日本退職者連合は14日午前、議員会館で「第198回通常国会 政策・制度要求実現2.14院内集会」を開催。日本労働組合総連合会の南部美智代副事務局長と野党3党の代表者が連帯のあいさつを行いました。集会には47都道府県から300人超が参加し、伊藤影久連合生活福祉局長から通常国会と連合の取り組みについて説明を受けたのち、10項目の政策・制度要求について各省交渉や野党各党への要請行動を実施することを確認しました。
主催者あいさつで人見一夫会長は「昨年の国会は森友・加計問題や自衛隊日報隠しに終始したが、今年も毎日勤労統計や自衛隊募集などで嘘の答弁が横行し、悪夢のような政権などという許せない発言を繰り返している。こうした政治の流れを変えるために、統一地方選・参院選のチャンスを生かして安倍政権を退陣に追い込んでいこう」と呼びかけました。
枝野代表は各地での支援にお礼を述べたうえで、「皆さんが安心して歳を重ねることが出来る社会を作ること、その要求自身が、消費不況から脱却し、社会全体の活力を生み出すことになる。その確信を共有しながら政策実現に一緒に取り組んでいきたい。安倍政権の国会での酷い答弁の実態について、関心をもって見続けていただいている皆さまから、知らない方々に広げる活動にお力をお借りしたい。夏の参院選、1人区での候補者擁立と一騎打ち構造を作ることに全力を挙げる。各地域でのご支援をお願いする」とあいさつしました。