皆さん、あけましておめでとうございます。

 昨年も1年間、立憲民主党に対する温かいご理解とご支援、ありがとうございました。

 パートナーズ制度を始めて、立憲フェスという今までにない党大会を実施し、全国41の都道府県で地方組織を立ち上げることができました。

 応援していただいている、ご期待をしていただいている皆さんの、その思いからはまだまだ小さな一歩かもしれません。

 しかし草の根の民主主義を実践していく上での様々なアプローチ、着実な一歩二歩を踏み出せたと思っています。

 今年は、より多くの皆さんの声をしっかりと受け止めて、それを政治の現場で実行していけるような、そんな立憲民主党へと、さらに前進をしていきたいと思っています。

 一方で昨年は、公文書の改ざん、国会でのいい加減なデータの報告、そして十分な審議もしないまま中身が空っぽの法案を採決する。様々な場面で、強圧的で一方的な政治がどんどん加速をした、そんな残念な1年になってしまいました。

 私自身も大変悔しい思いをした1年でした。

 こうした政治を変えることができるのは主権者、有権者の皆さんの力しかありません。

 今年は春に統一地方選挙、夏に参議院選挙が行われます。

 草の根からの声をしっかりと政治に届けていく、一番身近な政治。その地方自治を担う、そんな議会に私たちと同じ思いを持った仲間を一人でも(多く)当選をさせる、そんな「ボトムアップの春」を実現し、そして今の強圧的で、そして国民の声を無視した政治を変えて立憲主義に基づくまっとうな民主主義を取り戻す、そんな「立憲の夏」を実現するため私たちも全力で頑張ってまいります。

 ぜひ多くの皆さんの声と力を、新しい時代の、新しい社会の姿を探求していく、そんな1年にするためにぜひ力をお寄せいただければと思っています。

 私にはあなたの力が必要です。

 ともに頑張りましょう。

立憲民主党代表 枝野幸男