立憲民主党・民友会は23日、参院議員総会を国会内で開催。24日から始まる第197回臨時国会を前に新たな役員人事案を福山哲郎会派代表(党幹事長)が提案し、拍手で了承されました(以下、PDF参照)。
冒頭、あいさつに立った福山会派代表は、福岡選挙区選出の野田国義議員が会派入りしたことをあらためて紹介し、立憲民主党が衆院で野党第1党となった昨年の選挙から1年後の昨日、参院で野党第1会派になったと報告。「10月22日はわれわれにとって大切な日になるかもしれない。この1年間の活動にお力添えいただいた議員や関係者の皆さん、国民の皆さんに心から感謝したい」と述べました。
その上で、衆参両院での野党第1会派の役割の大きさをあらためて指摘、「厳しい道のりだが、来年の統一地方選挙、参院議員選挙に向けて国会での活動が立憲民主党に対する評価を決めてもらう大切なものになる。国会内では野党の共闘は不可欠であり、安倍政権を選挙で倒すための一年間。そのスタートが明日からの臨時国会だ。野田議員が加わった24人全員が一丸となってご尽力をたまわりたい」と結束を訴えました。
臨時国会の課題として、度重なる災害対策の補正予算案が被災地に寄り添った内容になっているか、安倍総理の自民党総裁3選を受けて発足した第4次安倍改造内閣の閣僚の資質、政府が提出するとしている外国人労働者の受け入れ拡大に向けた入管法改正案等を挙げ、「しっかり議論をしていきたい」と表明。国会内での野党共闘について、衆院と同様まとまっていけるよう努力していこうと呼びかけました。