全日本森林林業木材関連産業労働組合連合会(森林労連)の「2018中央行動」が11日午前、議員会館で取り組まれ、厚生労働省と林野庁との交渉が行われました。立憲民主党からは池田真紀、松田功、神谷裕の各衆院議員が参加しました。

 厚労省交渉では、(1)東日本大震災被災地域での林業・木材関連産業の雇用対策と除染作業等従事者への検診の実施(2)林業技術労働者の育成・確保に向けた雇用管理や労働条件の改善と法令順守(3)チェーンソー作業などにおける労働安全対策の徹底(4)振動障害防止・振動病対策――などが要請されました。

 林野庁交渉では、(1)森林・林業基本計画や森林吸収源対策に係る予算確保(2)新たな森林管理システムに向けた人員配置と組織定員の拡充(3)森林資源の循環利用・地域材の安定供給体制の確立と木材利用の促進(4)林業事業体の育成と林業労働力の確保――などが要請されました。各省交渉に先立って、池田議員、神谷議員が激励のあいさつを行いました。