30日午後、拉致問題対策本部(本部長・枝野幸男代表)は、外務部会・安全保障部会との合同会議を開催し、朝鮮民主主義人民共和国に駐在するミラノ・フプツェイ チェコ大使を招き、北朝鮮情勢に関するヒアリングと意見交換会を行いました。

 末松義規外務部会長、本多平直安全保障部会長をはじめ、拉致問題対策本部の青柳陽一郎事務総長、村上史好事務局長、有田芳生・西村智奈美両副本部長と横光克彦・山川百合子両衆院議員らが参加しました。

 ミラノ大使は1985年に初めて同国に駐在し、1992年には代理大使として、2014年からは特命全権大使として3度の駐在経験を有する外国官で、午前中は衆院安全保障委員会の理事会でも北朝鮮情勢に関する意見交換を行いました。立憲民主党所属国会議員との懇談会では、北朝鮮国内の人権状況、拉致問題解決に向けた見通しと見解、金正恩氏の政治手腕や権力掌握状況など幅広い問題について質問が出され、大使との質疑が行われました。