与野党幹事長・書記局長会談が31日国会内で開かれ、自民党の二階幹事長から安倍総理が28日辞意を表明したことを受け、経緯など説明を受けました。

 会談後に記者団の取材に応じた福山哲郎幹事長は、二階幹事長から、安倍総理の辞意表明を受け、「今後一日も早く総裁を選出し、政治の停滞が起こらないようにしたい。皆さまにはご迷惑をおかけするがよろしくお願いしたい」旨話があったと報告。これに対し、自身からは、安倍総理が長年日本の国政にご尽力いただいたことに敬意を表すとともに、一日も早い回復をお祈りすると伝えた上で、「政治空白を一日でも短くするように与党におかれましても努力をいただきたい。通常国会閉会以降、閉会中審査はあったものの2カ月ものあいだ臨時国会の召集や、委員会審議に総理がお出ましいただけなかったことは遺憾だ。一日も早く後継総裁並びに総理の選出を行うとともに、新総理が選出をされた際には、所信表明演説と(それに対する)代表質問、さらには予算委員会、現下のコロナ情勢を含めてコロナの集中審議等、新内閣に対して論戦をしっかりしていきたい」と求めたと述べました。