「運転士の感染防止と事業者支援を」私鉄総連が新型コロナ対策で枝野代表に緊急要請
2020年4月21日
日本私鉄労働組合総連合会(田野辺耕一中央執行委員長)は21日午後、民間バス事業における新型コロナウイルス感染症対策について、枝野幸男代表に緊急申し入れを行いました。私鉄総連から田野辺委員長、池之谷潤交通政策局長、宮崎功一政治政策局長が参加し、組織内議員の森屋隆参院議員、辻元清美衆院議員が同席しました。
枝野代表は「交通インフラを支える皆さんは、医療や介護と同様に欠くことができない仕事をしておられ、感染防止のための施策は絶対に必要だ。ビニールシートや座席の使用禁止はすぐに国交省に働きかけたい。資金ショートが起こりかねないという話は深刻で、地方交通や経済活動を支えているバス事業者を存続させるために、地方金融機関を巻き込んだ資金繰り支援が必要だ。地方交通を守るための基金を設置するなど、国が財政支援をすることも含め、第2次補正予算での対応を検討したい」と応えました。党団体交流委員長を務める辻元議員は「党対策本部や共同会派の合同対策本部、超党派議連でも取り組みを進め、与党にも働きかけていく。国土交通省の第2次補正に向けた対応を求めていく」と決意を語りました。