福山哲郎幹事長は28日、同日の安倍総理の会見を受け、次のようにコメントしました(写真上は、27日会見時のもの)。

 東京での感染拡大に対して具体的コメントがなかった。
 緊急事態宣言を出す状況ではないという説明があったが、どのような状況であればその事態にいたるのかについてはまったく説明がない。
 また、嗅覚や味覚障害など新しい症状も出てきているが言及はなかった。
 国民の不安は日々広がっているが、残念ながら総理の会見は不安に応えるものになっていない。

 また、経済対策については、3月16日の参院予算委員会で今週中にも経済対策の考え方を示すと答弁したにも関わらず、いまだに具体的な内容が示されない。あまりにも遅すぎる。
 やっと個人への現金給付や対策の規模に言及されたが、その具体的内容、範囲などがまったく説明されていない。
 損失補填についても極めて後ろ向きで残念だ。
 今後10日間もかけて経済対策をまとめるというのは、重ねてあまりにも遅すぎる。後手後手に回った結果、対応がすべてに渡って遅れていると言わざるをえない。