福山哲郎幹事長は13日夕、国会内で社会民主党の吉川元幹事長と会談し、共に戦う体制を作っていく具体的な議論を始めました。

 今回、課題として挙がったのは、(1)地方組織のあり方(2)党員・パートナーズの統合(3)機関紙事業(4)職員を含む本部事務局体制――の4点。これらについて2月22、23日に行われる社民党の党大会後、速やかに事務局レベルで検討し、幹事長間で実務的に調整していくことになりました。

 会談では、吉川幹事長から、先日行われた全国幹事長会議で、(1)さらに議論を深めたいという意見が多く出たこともあり党大会では結論は出さず、引き続き議論をしていくこと(2)もう少し踏み込んでいろいろな話がまとまっていないと地方も議論ができないとの意見があった――などの話があり、これを受け福山幹事長は「社民党の党組織にしっかりと報告できるような状況を作れという声をいただけたことは、われわれとしては重く、そして前向きに受け止めていきたい」として、いろいろな課題について具体的な検討を始めることになりました。