共同会派の内閣部会が10日国会内で開かれ、議員立法「IR推進法及びIR整備法を廃止する法律案」について了承しました。

 冒頭あいさつに立った杉尾秀哉部会長は、IR事業者の審査などを行うカジノ管理委員会が7日に発足、同日初会合が開かれたことに言及。政府はカジノ開業に向けた動きを進めますが、IR事業をめぐる汚職事件を受け、野党はIR推進法及び実施法の廃止法案を通常国会開会が予定されている20日頃に提出することを確認したと述べ、「われわれは、そもそもカジノそのものが日本には必要ない、政府が無理やり進めようとするプロセスをいったん立ち止まりもう一度議論し直すべきだという立場だ。IR法の廃止法案その1つの大きな旗頭となる」と力を込めました。

 会議では、同議員立法について衆院法制局から説明を聴取した後、議員間で討議。法案を登録し、法案審査では部会としてこれを了承。立憲民主党は逢坂誠二政務調査会長に一任することを了承しました。