立憲民主党の土地家屋調査士制度推進議員連盟は28日午後、第2回総会を開き、参院副議長に就任した小川敏夫参院議員にかわり、逢坂誠二政務調査会長を新たな議連会長に選任し、来年度予算要望・政策要望について、日本土地家屋調査士会と全国土地家屋調査士政治連盟の役員が意見交換しました。
連合会の國吉正和会長、政治連盟の椎名勤会長のあいさつに続いて、鈴木泰介副会長から予算・政策要望が説明されました。来年度予算については、(1)登記所備付地図作成作業、(2)表題部所有者不明土地の解消に関する施策、(3)筆界特定手続きに関する必要予算の確保、政策要望については(4)土地家屋調査士が行う筆界を明らかにする業務の環境整備、(5)所有者不明土地問題等に関する諸施策への土地家屋調査士の活用、(6)表示に関する登記の申請代理業務を含む公共調達の適格な発注、(7)地籍調査事業への土地家屋調査士の活用――が要請されました。参加議員からは、(1)公共調達入札に関する経緯、(2)災害や盛土などの地歴情報の扱い、(3)法制審の審議内容、(4)調査士会での女性登用――などについて質問や提案が出されました。