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2019年7月20日

【東京】「皆さんの声が私の力。中野から新しい政治、新しい民主主義を」山岸さんが訴え

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 長妻昭代表代行は選挙戦最終日の20日夜、東京都・中野駅前で開かれた東京選挙区の党公認候補の山岸一生さんの最後の訴えとなる街頭演説会に参加。元朝日新聞というキャリアを持ち、事実を表に出す、事実を明らかにする政治家が必要だと、山岸さんへの支援を呼びかけました。

 長妻代表代行は同日、三重選挙区から野党統一候補として立候補した、よしの正英さんの応援のため鈴鹿市内で街頭演説。その後都内に戻り、東京選挙区の党公認候補の塩村あやかさん、山岸一生さんの応援のため各所を回りました。

 山岸さんは、「朝日新聞の政治記者として忖度、隠ぺい、改ざん、壊れていく政治、崩れていく現場で見てきた。悔しい、もどかしい思いのなか、一人のサラリーマンとしてどうやって声を上げていいのか分からないまま毎日の取材を行っていた。気がつけば6年半が経ち、報道の現場も変わっていた。一生懸命仕事をしていたが、頑張れば頑張るほど政権側にとって都合のいい情報を渡してくる。そういうおかしな仕組みのなかでみんなもがいている。私もそのなかにいた一人だから分かる。私たちに本当のことを言わない、この政治は危ない。おかしな自分たちの権力を守るために嘘をつく政治、声を聴かない政治に私たちの暮らしを委ねてはいけないと決心をして、記者の仕事をやめて決意した」と表明。立候補後のこの2カ月間、東京中を走り回るなかで非正規で働きながら奨学金を返している若い男性、自らも厳しい子育て環境にありながら保育士として働く女性、「孫を戦争に行かせるような社会にしないでほしい」という高齢者の男性など、多くの方の声を聞いてきたとして、「お一人おひとりの声すべてが私の力になっている。かけがえのない現場の声、暮らしの声、働く人の声を国へ、政府にぶつけていく。質問で国を切り拓いていく。戦う、新しい国会を作っていく。いま戦っている東京選挙区は大変な激戦だ。山岸一生が戦っているのは最後の1議席。その1議席はただの1議席ではない。私の1議席でもない。この東京で暮らし、東京で働く、東京で行きていく私たちの良心を示す1議席です。政治の嘘や隠し事は許さない、私たちの手に真実を取り戻す1議席です。山岸一生と皆さん、私たちで勝ち取る最後の1議席。どうか皆さんのお声をお貸しください。皆さんの声が私の力。お一人おひとりからいただいてきた声を力に変えて戦い抜きます。新しい日本の政治、新しい民主主義を中野から始まったと言われる結果につなげていこう」と訴えました。

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 長妻代表代行は、国政で事実が捻じ曲げられ、公文書や統計資料といった政府、公式発表が信じられない新たな時代に入ったいま、事実を明らかにする政治家が必要だと強調。党派を超えて今回は山岸さんへの支持を呼びかけてほしいと求めました。

 老後の生活資金が2000万円不足するとする金融庁の報告書をめぐっては、麻生財務大臣・金融担当大臣が受け取らなかったこと理由について安倍総理が「不安を広げるから」と発言したことを取り上げ、「受け取らない麻生大臣の姿勢こそが不安を拡大するのではないか。安倍総理は国会での私の質問にもいい数字ばかりを言うが、一国の総理であれば野党が指摘した悪い数字も頭に入れた上でどうすべきかを議論するのが総理大臣の矜持(きょうじ)ではないか」と指摘。「暮らしに寄り添う政治を実現するには選挙以外にない。(2007年の)消えた年金問題のときも蓋をされたが参院選挙で蓋が開いた。立憲民主党の多くの仲間を当選させて、いまや将来の不安に蓋をして、見たい日本だけを見ているいまの政治の硬い蓋をこじ開ける選挙にしよう。『長生きしてすみません』というお年寄りが多くて悲しくなる。ぜひ皆さん、まっとうな政治はまっとうな真実、まっとうな事実認識から始まる。日本全体をしっかり見て、冷静な議論のできる山岸一生をよろしくお願いします」と呼びかけました。

 中野駅前の演説会には選対本部長の菅直人元総理をはじめ、阿久津幸彦、大河原雅子、末松義規、山花郁夫各衆院議員、小川敏夫参院議員、鈴木庸介、島田幸成両総支部長、学生や社会人のボランティアが応援演説。都内の自治体議員らも多数参加しました。

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