立憲民主党の企画街宣の第2弾「 #この夏わたしは変えたい 」が14日、なんば高島屋前ロータリー広場(大阪市)で開かれ、枝野幸男代表、大阪選挙区と比例代表の党公認候補などが、マイクを握り訴えました。

 登壇したのは、辻元清美副代表、大阪選挙区党公認候補のかめいし倫子さん、比例代表党公認候補の斉藤りえさん、市井紗耶香さんなど。

 かめいしさんは、弁護士としてクラブ風営法違反事件(最高裁で無罪確定)、GPS捜査事件(最高裁大法廷で違法判決)、タトゥー彫り師医師法違反事件(大阪高裁で逆転無罪判決)などの事件を担当。表現や職業、プライバシーなど、憲法が保障する国民の権利や自由を守るために、国家権力と対峙してきました。

 演説でかめいしさんは、弁護士は唯一、国家から干渉を受けない職業、弁護士は国家権力と闘い依頼者の権利や自由を守らなければいけない立場にあると説明。政治家も一人ひとりの権利と自由を守っていると話しました。そして(1)暮らしのための経済政策(2)私たちと私たちの自由と平等(3)民主主義――について訴えました。

 枝野代表は、かめいしさんについて、「同業者の先輩として弁護士業界から怒られそう。本当に優秀な、刑事弁護を中心になってやる弁護士はそうそういない。何しろ金にならないですから。大企業の顧問弁護士やってた方が儲かります」と語り、「国会に送っていただければもっともっと役に立つ」と話し支援を訴えました。