立憲民主党は26日両院議員総会を開催し、同日閉会の通常国会を振り返るとともに、今夏の参院選挙を党の総力を挙げて戦うことを誓い合いました。
枝野幸男代表は冒頭、「さまざまな国民生活、暮らしに関わる問題、政府の隠ぺい体質など、繰り返し厳しく指摘をし行政監視の機能を果たしてきていただいた。それがボディブローのように効いてきている中での2000万円年金報告書問題。多くの皆さんの暮らしと結びついて、今、大きなうねりになろうとしている」と語り、「(参院選挙を)こうした国会の状況を大きく変える機会にして行かなければならない。そして暮らしの安心を回復させる選挙にして行かなけれならない」と訴えました。
さらに「大きな時代の変化の中で迎える参院選挙、最初の大きな国政選挙。後にあそこから大正デモクラシーを超えるような令和デモクラシーの大きなうねりが始まった。そう評していただけるような大きな一歩をみなさんと共に踏み出していきたい」と檄を飛ばしました。
福山幹事長からは、今国会で勇退する議員の紹介と、今回の参院選挙で改選を迎える議員の紹介がありました。勇退する議員(会派を含む)は、小川勝也(4期24年)、神本美恵子(3期18年)、又市征治(3期18年)、相原久美子(2期12年)各参院議員の4名。改選を迎える議員は、長浜博行、野田国義、牧山ひろえ、川田龍平、藤田幸久、吉川沙織各参院議員の6名。
総会に出席していた神本議員はあいさつに立ち、「(立憲民主党に入党してから1年ほどだが)3期18年の中で、最後の1年が最も楽しく最もすっきりした気持ちであらゆる政策に取り組ませていただいた。とりわけジェンダー平等の推進本部長として思う存分やらせていただいた」と語りました。
相原議員は、「非正規という職に就いた時から、やはりこれを変えなければという思いでやってまいりました。まだその状況が解消されているとは思っておりません。皆さんの力でこれから先、次に続く子どもたちのために安心社会を作っていく。それをこれからも一緒にやってまいりたい」とあいさつしました。
改選を迎える藤田議員は「なんとしても安倍政治を止めて、政治を変えなければいけない」、野田議員は「乾坤一擲の大勝負、必ず戻ってまります」、牧山議員は「一貫してグリーンの服を来ておりました。オリーブグリーンと言ってオリーブは平和の象徴。平和の世の中を子どもたちにプレゼントしたい。そんな思いを込めてがんばります」とそれぞれあいさつしました。