安倍政権の憲法9条改正に反対する法律家団体主催の院内集会が10日夕方、議員会館で開催され、野党各党の憲法審査会委員が参加し、あいさつしました。立憲民主党からは山花郁夫憲法調査会長と近藤昭一衆院議員が参加しました。
集会を主催したのは、改憲問題対策法律家6団体連絡会と安倍9条改憲NO!全国市民アクションの2団体。「自民党改憲Q&A徹底批判」「改憲手続法の問題点」「改憲発議をさせないために私たちにできること」の3つの報告の後、各政党・総がかり行動実行委員会・労働弁護団の代表から連帯のあいさつが行われました。
山花議員は「自民党の改憲案には立法事実がない。具体的な不都合は何も語られていない。選択的夫婦別姓や同性婚の方が具体的要請がある。教育無償化も国際約は批准しているので予算をつければよく、憲法を変える必要はない。議論のテーブルに載せる価値すらない。会期延長がなければ定例日はあと何回か。他の野党と協力して対処する」とあいさつしました。