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2019年6月2日

「主張を明確にどう打ち出していくか、投票に行くか行かないかを迷う無党派の皆さんにどう働きかけていくかが基本」枝野代表

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 枝野幸男代表は1日夕、訪問先の仙台市内で記者団の取材に応じました。記者からの主な質問とその回答(要旨)は以下のとおりです。

Q:参院選の宮城選挙区に関しての現状をどのように認識しているか

 候補者の決定が若干出遅れましたけれども、野党1本化ということに他の政党のご理解をいただいて、いよいよ本格的にエンジンがかかってくるところだと思っています。しっかりとエンジンがかかれば、十分に勝ちうる選挙区だと思っています。

Q:国民民主党の県連がまだ態度をはっきりしていませんが

 これについても各党間の連携のあり方については、今週(5月29日)の党首会談を受けて、各党とも各地域において、さまざまな模索・努力を始めているところで、順次いい形になっていくと思っています。

Q:公務員の所得をあげるとおっしゃっていました。昨年時点では削減と主張されていたかと思うのですが。これは野党間の連携によって考えが変わったのか

 違います。わが党の基本政策のなかで公務員人件費についての記述がありますが、これは相対的に所得の高い中央の国家公務員のキャリアの皆さんなどを想定をした記述で、十分な説明が不足していたと思っていますが、非正規公務員の正規化という方向性については結党以来、その方向のもとで議論を積み重ねています。

Q:法人税の見直しを求めると

 法人所得税、それから個人所得に関する税については、所得の再分配、機能強化するという方向で見直しをしていくと。大きな方向についてはわが党のなかで考え方は一致しています。

Q:宮城の石垣さんの印象は、特に消費税に対する主張についての感想を

 あらゆる税について、いただかなくて済むなら私もそうしたいと思っています。石垣さんは非常にメリハリがきいて、爽やかで、候補者としていい戦いをしてくれるのではないかと思っています。

Q:宮城県の選挙区で自民党の現職がいますが、どのような戦いになりますか

 私は選挙というのは、もちろんいわゆる戦術レベルでは相手を見ながらやっていくところがあるのは否定しませんが、特に私のような立場からはそうした些細なことよりも、主張を明確にどう打ち出していくのか、特に投票に行くか行かないかを迷っていらっしゃる無党派の皆さんにどう働きかけていくのか、これは相手がどうであれ基本的な姿勢だと思っていますので、その基本姿勢でやっていきたいと思います。

Q:連合は消費税10%を維持するよう自民党に先ほど働きかけていますが

 連合も私どもを応援していただいている組織でありますが、応援していただいている皆さんとすべての政策で一致をするということはあり得ません。私どもは消費税を8から10に上げるということは、今は絶対にできない、これは明確であります。連合の皆さんの政策と一致していることもあれば、一致していないこともある。この問題に限りません。

Q:今日時点でのダブル選の感触、可能性は

99%だと思っています。あるつもりで全部準備しています。なかったら全部組み立てを変えないといけないので困ります。

Q:もし安倍さんが消費税10%、引っ込めたら何を争点にしますか

 もともとそれが争点だと思っていませんから、

Q:争点は、なんですか

 今日、私の演説を聞いていただければ、私が何を争点として考えているかおわかりだと思います。