市民団体主催の憲法リレートークが12日昼に池袋駅西口で開催され、野党各党の代表や弁護士、市民団体メンバーがリレートークを行いました。立憲民主党からは真山勇一参議院議員参加してマイクを握りました。

 真山議員は冒頭、最近の国会審議の状況に触れ「子ども・子育て支援と大学就学支援法案が成立したが内容は皆さんのご期待とは全く違うもの。対象となる大学は儲かる研究をしている大学が優先され、これまで授業料減免を受けていた学生が外される懸念がある。幼児教育の質が確保されるか分からない。待機児童をなくすための保育所増設や保育士の待遇確保が後回しにされている」と問題点を指摘。憲法改正をめぐる動きについて「衆院の憲法審査会で国民投票をめぐるCM規制が論議されたが、なんの規制もないままではお金のある側の宣伝だけが流され、改正に反対する市民の声は流れない。表現の自由が著しく阻害される状況が起こる。こんな状況での憲法改正論議は認められない」と訴えました。

憲法リレートークは都内の市民グループの主催で2016年から開催されており、新宿・池袋・蒲田など都内各地を回って開催されています。