蓮舫副代表は統一地方選前半戦の最終日の6日、大阪府を訪れ府議会議員選挙、市議会議員選挙に立候補している党公認候補者と共に街頭に立ち、党の理念や府政・市政に対する訴えを行いました(写真上は、橋本まな大阪市議会選候補と街頭に立つ蓮舫副代表ら)。
蓮舫副代表は、「政治で最も大事なのは皆さんの納めた税金が1円も無駄にしない、大切に使われる、必ず皆さんに返ってくる」ことだと訴え、立憲民主党の候補者は、間違いなく寄り添う政治をしっかり行うことと約束すると語りました。
大阪の府政・市政について、「良い政治をやっていると言いながら、今回の府知事選と市長選挙はまさに無駄遣いそのもの。誰が望んだのか。任期が残っている府知事、市長、税金をかけて、入れ替え、自分たちを選んでくれ、こんな私利私欲な政治には議会の力が絶対に必要だ」と指摘。大阪では福祉費や教育費が削られているとして、大阪市が学力テストの結果で2年連続全国最下位であること、大阪府が児童虐待の疑いのある通告件数で5年連続全国最多であることを挙げ、「削ってはいけないところは削らない、当たり前の声を挙げていきたい」と呼びかけました。
さらに「政治は皆さんのためになければいけない。育っていく子どもたち、今働いている現役世代、人生の先輩方、どんなに頑張っても自分の力では頑張りきれなくなった時のために市政や府政、国政があり、それぞれの段階で皆さんの要望に応じた政治を行うのがまっとうな政治の姿だと立憲民主党は考えてる」と訴えました。
橋本まな候補(市議会選候補・大阪市阿倍野区)は、管理栄養士の経験から「地域の食の課題、健康の課題に向き合う。赤ちゃんからおじいちゃんおばあちゃんまで、すべての人の健康を食から支える健康政策を進めていく」と訴えました。
梶川ふみよ候補(府議会選候補・吹田市)は、市会議員を5期務めた経験から、府議会の88議席のうち81議席が維新・自民・公明で占めているとして密室政治と言われている府政をだだし、「皆さんに理解と納得いただける税の使いみちを指し示し、みんなの命と暮らしを守る、まっとうな大阪府政、生活重視の大阪府政に転換していく」と訴えました。
井上ひろみ候補(府議会選候補・豊中市)は、今の府議会の88議席のうち女性議員が4名しかいないと指摘、選挙区の豊中市でも今回の選挙では女性候補者が自分一人であり、豊中から女性議員が選ばれていないと語り、「皆さんの実感がとても大切。子育て、介護、長時間労働で大変苦労した私の経験だけでなく、皆さんの経験もたくさん聞かせていただき、現場を見て話を聞いて行動する」と支援を訴えました。
この日、蓮舫副代表と共に街頭で演説を行ったのは上記3名の他に、けさまるともこ候補(市議会選・大阪市東住吉区)、笹田よしみ候補(市議会選・大阪市西区)の5名。明日の投票日に向け、それぞれの候補者は精力的に選挙区内をまわり、支援を訴えました。