日本教職員組合(日教組)は1日、北九州市で第68次教育研究全国集会を開催し、全国から3千人を超える教職員が参加し、3日間にわたる教育実践の発表と研究討論が始まりました。前日に開催された歓迎レセプションには那谷屋正義、神本美恵子両参院議員が出席し、立憲民主党を代表してあいさつしました。

 1日午前中の全体集会では、主催者を代表して岡島真砂樹日教組委員長があいさつし、辻傑現地実行委員長(福岡県教職員組合連絡協議会議長)が歓迎のあいさつを行いました。来賓として逢見直人連合会長代行、大曲昭恵福岡県副知事、北橋健治北九州市長があいさつしました。清水秀行書記長の基調報告のあと、東京学芸大学の斎藤一久准教授の基調講演「憲法改正と教育の未来」が行われました。

 集会では、1日午後から3日昼までの3日間、25の分科会に分かれて研究討論が行われる予定です。今回は特別分科会として「すべての人に学びの場をー『夜間中学』のこれまでとこれからー」が開催され、各地の夜間中学の取り組み報告とともに、市内各地の会場でパネル展を開催し、夜間中学の現状を訴えています。