17日夜、日本教職員組合(日教組)の「2019新春のつどい」が開催され、枝野幸男代表をはじめ、長妻昭代表代行、阿久津幸彦役員室長、那谷屋正義参院会派代表代行、松田功国対委員長補佐が出席しました。
日教組中央執行委員長の岡島真砂樹氏は、「グローバル社会、AI、デジタル社会への対応など、学校現場に様々な教育内容が増える一方で、これに関わる教育予算は十分確保されず、日本のGDP比に占める教育予算の割合は世界的に最低レベルである。学校現場の教職員が実感できる改革が必要。その声を届けるためにも、日教組推薦の水岡俊一氏を国会に送り込むことが重要」と述べました。
続いて枝野代表は、「日本の社会で同調圧力が強まり、異なる意見、声、考え方を持つ者が生きにくくなっている。新しいもの、いいものを産み出すスタートラインは、現状や常識に対する疑問である。教育の現場では、その芽を育てることが重要だが、むしろ学校の先生が時の権力におもねざるを得ないのが現状。この状況を打ち破ろうと尽力されている皆さまの声をしっかり受け止め、変えていきたい」と、言葉を強めました。