日本私鉄労働組合総連合会(私鉄総連)は7日午前、組合本部で2019年新春旗開きを開催し、連合と交運労協、各政党代表が来賓あいさつしました。立憲民主党を代表して枝野幸男代表がお祝いと決意を述べました。

 私鉄総連の田野辺委員長は主催者あいさつで「昨年を代表する漢字は『災』。相次ぐ自然災害と、安倍政権による民主主義、国民生活の破壊が行われた。今年は災い転じて福となる年としたい。2019春闘をしっかり闘いぬき、春の統一選での79名推薦候補の活動につなげ、夏の参院選でもりやたかし組織内候補の捲土重来を」と訴えました。

 枝野代表は「今年は元号も変わり、新しい時代をむかえる。日本ではこの間、同調圧力が強まり、『今だけ・金だけ・自分だけ』といった傾向が強まっている。違いを認め合い、互いに助け合い、豊かさを分かち合う社会こそが、平成の次の時代として私たちが創っていかなければならない社会だ。過疎化、高齢化のなかで生活の足が確保されない地域が増えている。私鉄総連の皆さんの役割はますます増えている。そうした職場で働く皆さんが安心して働ける状況を作ることは、皆さんだけでなく、日本のこれからの社会にとって非常に大切だと確信する。そのためには、現場をよく知るもりやたかしさんに国会で一緒に闘う仲間となっていただくことが何としても必要だ。もりやさんを支える私鉄総連の皆さんと一緒に、立憲民主党は参院選で新たな社会像を訴え、全力で頑張っていきたい」と決意を述べました。