市民の呼びかけによる憲法リレート-クが23日昼東京都内の新宿アルタ前で開催され、党憲法調査会長の山花郁夫衆院議員と真山勇一参院議員がスピーチしました。
山花議員は、衆院憲法審査会の経緯を報告し、「いま憲法の議論をするのであれば、モリカケ問題でも議論になった国政調査権の在り方や人権の問題、LGBTや選択的夫婦別姓の問題こそ取り上げるべきだ。憲法は時の政権によって変わることのない共通のルールだ。自分たちのやりたい議論だけをするのは民主主義を冒瀆するもの。憲法の価値を深める方向できちんと議論することが重要だ」と訴えました。
真山議員は臨時国会での入管法や水道法、漁業法をめぐる与党の審議の進め方を問題視し、「これまでは国会の慣例や手続き、与野党合意を大事にしながら議論してきたが、今回はすべて委員長(与党)の職権で強行した。安倍政権ではそれが日常茶飯事になっている。いずれの法律も国民でなく大企業の方だけを見た中身のないもの。野党は反対ばかりし審議拒否しているというが、きちんと対案を出している。われわれが提出した原発ゼロ基本法を審議拒否しているのは与党だ。国会の民主主義を破壊しているのが安倍政権。来年の参院選挙で安倍政権の暴走を止めよう」と訴えました。