党外国人技能実習制度検証ワーキングチーム(WT)は18日、東京都港区の東京入国管理局を視察し、収容されている元技能実習生2名と面談しました。視察には、松田功WT座長、松平浩一WT事務局長、メンバーの池田真紀、櫻井周、早稲田夕季各衆院議員らが参加しました。

 東京入国管理局では、はじめに担当者から入管行政全般と東京入国管理局の概要について説明を受けました。説明に続いて、被収容者の行動や健康等を監視するモニタールームや、実際に収容者が生活している収容場のほか、診察室等の設備を視察し、各所で担当者から解説を受けました。

 その後、収容されている元技能実習生2名と面談し、技能実習先での仕事内容や待遇、生活状況や収容に至る経緯、今現在の希望等について意見を聴きました。技能実習制度に内在する問題を検証する上で、収容されている元技能実習生の生の声を聴くことは大変貴重な機会でした。

 視察後の東京入国管理局担当者との質疑では、入管法改正後の入管行政の在り方や、技能実習制度の問題状況等について、さまざまな観点から意見交換を行いました。

モニタールーム等の収容施設を視察するWTメンバー
視察後の囲み取材の様子