立憲民主党は14日、常任幹事会(持ち回り)を開催し、増原裕子(ますはら ひろこ)氏を次期参院選挙・京都選挙区の公認候補者とすることを決定しました。
16日夕、京都市内で枝野幸男代表、福山哲郎幹事長が同席し記者会見を開きました。
枝野代表は、「多様性ある社会と経済、ダイバーシティ経営に向けたさまざまな仕事を展開されており、立憲民主党立ち上げ前から私も知っていました。実際にコンサルタントの立場からそれを推進していくための具体的な努力をしている経験、そしてそれは私どもが目指している多様性ある、お互いさまに認め合う社会というものに向けて、貴重な経験と能力であると思っている」と、増原氏の擁立について説明しました。
増原氏は、「8年前から市民活動に携わっており、特にLGBTや女性を取り巻く課題について、当事者性をもって声を上げ続けてきた。ですが、一人ひとりが声を上げても、民意を示しても、その声をまったく聞いてくれない政権の元では、人々の困りごとというのは解決されることなく、どんどん山積みになっていく一方。女性、高齢者、障害のある人、そして外国人、LGBT、シングルマザー、シングルファザー、経済的に困っている人、それらを含むすべての人がもっと息がしやすい社会を作っていくために、民意を蔑ろにする安倍政権としっかりと対峙していきたい」と決意を述べました。
福山幹事長は、京都府連の代表として「京都は国際都市であり、オリンピック・パラリンピックも控える中で観光客も多く、その時にダイバーシティをしっかりと具現化し可視化ができる京都、国際的にそういった価値を発信できる京都には増原裕子さんが相応良いと考えた」と増原氏を公認候補者として決めた理由について語りました。