鹿児島・桜島火山の噴火対策に取り組む鹿児島市、垂水市、霧島市、鹿屋市の4市議会で構成された桜島火山活動対策議会協議会が各政党の災害担当部局への要請活動を行い、立憲民主党は川内博史鹿児島県連合代表と関係部会の議員が意見交換に参加しました。鹿児島からは霧島市議会の中村正人議長を責任者に、鹿児島市議会特別委員長の伊地知紘徳市議、樽井市議会特別委員長の川畑三郎市議、鹿屋市議会の岡元浩一副議長と県議会議員らが参加。立憲民主党からは川内博史・鹿児島県連合代表、佐々木隆博副代表・農水部会長、矢上雅義国交部会長、岡島一正災害部会長、森山浩行同事務局長、池田真紀同委員が出席しました。
中村議長からは降灰対策と今後の大規模噴火対策の2項目の説明があり、参加した議員からマグマ溜まりを観測するための海底への探査機器の設置と軽石による養殖養魚場の被害対策について追加要望がありました。川内議員は民主党政権時代に全学校教室へのクーラー設置を実現した事例を報告し、今後の機器更新についても予算確保に努める、観測機器の設置と軽石対策についても早急に気象庁・農水省に働きかけていくと回答しました。また隣の熊本県選出の矢上議員は桜島から霧島山・新燃岳にいたる南九州の火山帯について、近隣県が連携した大規模噴火対策の取り組みが重要と指摘しました。