枝野幸男代表ら訪米団の3日目は現地時間の13日午前、アメリカ議会調査局のアジア、外交、防衛、貿易などの専門家と朝食をとりながらの意見交換から始まりました(写真上はアメリカ議会調査局との意見交換の様子)。
次に、国家安全保障会議アジア部長などを務めたビクター・チャ(Victor Cha)戦略国際問題研究所(CSIS)上級顧問兼朝鮮部長と面談。変化の激しい北朝鮮情勢を中心に東アジアを巡る様々な課題について議論しました。
そして、バーニー・サンダース(Bernie Sanders)上院議員と会談。若者と政治、格差と貧困、気候変動などについて意見交換を行いました。その後、枝野代表は記者団の取材に応じ、「世界的に民主主義が危機ではないかと危惧を語られ、私からは立憲民主党が掲げる草の根民主主義の紹介をし、意気投合した」などの感想を語りました。
午後にはジョージ・ワシントン大学で「激動する国際関係の中で立憲民主党の考える日本の外交とは」と題して講演。講演の中で枝野代表は、立憲民主党の理念や地球規模の課題、北朝鮮情勢、貿易問題などについて触れるとともに、特に沖縄問題について、改めて辺野古基地を建設することなく、普天間基地の返還を実現、同時に日米関係や米国の安全保障戦略に悪影響を与えない、この困難な3つの条件を同時に成り立たせる解決策の模索を、アメリカの皆さんとともに取り組んでいきたいと述べました。